蒔絵の技法の中でも最も難しいとされる肉合研出蒔絵(ししあいとぎだしまきえ)で山水画が描かれています。
一番のこだわりである橋の部分は金の板金を使用することで鋭くダイナミックに光らせ重厚感たっぷりの見せ場となっています。
また画面に散りばめられた切金にもいろいろなサイズ、菱形などの形の異なる切金を多用しています。
高蒔絵で波打つように盛り上がった表面は遠近感を強調し、また研ぎ出すことにより滑らかで格調高く仕上げてあります。
松葉の一本一本が細密に描かれるなど、どの部分を取りましても最高の技が込められている逸品です。
床の間などに飾って頂けます。
※肉合研出蒔絵(ししあいとぎだしまきえ)とは高蒔絵と研出蒔絵を併用した技法をいいます。
文様を高上げした部分と背景の面を同時に漆で塗り、蒔絵粉を蒔きます。
これを乾燥後、漆で固めてから背景と高上げ部分を同一面となるように研ぎ出します。
高低差のある面に沿って、文様を炭で研ぎだしていくため、最も高度な技術が求められます。
「ご購入に関するお願い」1点限りとなりますので、新たにお作りする場合は、約2〜3ヶ月頂戴いたします。
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「輪島塗 商品のご購入に関するお願い」1点1点手作りのため、HP上でご紹介しております商品とお届けする商品が、お色目・風合い・サイズ・模様等多少異なる場合がございます。
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石川県輪島市で室町時代から作られていたとされる日本を代表する漆器。
木地 塗り 加飾(蒔絵や沈金) 呂色(仕上げの磨き)と各工程が専門の職人によって分業されており、塗師(ぬし)と呼ばれるプロデューサー的役割の家が作りたいものを各職人に依頼して、塗師が責任を持って販売する仕組みです。
製造工程はすべて合わせると124工程を経ており、この仕組みも含めて重要無形文化財に指定されており、逆にこの工程を踏んでいないと輪島塗と呼ぶことができません。
素材である木地を乾かすところから含めると、およそ1年間はかかっています。
ギフト対応 商品詳細ブランド輪島塗シリーズ杉谷松芯氏作品アイテム家具サイズ縦33×横:54.5×高さ:16.5cmブランドボックスは付属しておりません。
※商品名にプレート立て付などの表記がない場合は、付属品は別売となります。
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- ショップ :ブランド洋食器の店ル・ノーブル